10しゅうねん もあな保育園 ありがとうプロジェクト

ありがとうプロジェクト もあな保育園 インタビュー

おかげさまで、もあな保育園は、2021年4月で10周年を迎えました。
これまでの10年を振り返り、もあな保育園で働くスタッフ、
もあな保育園に子どもを預けていただいた親御さま、そして改めて、
身近にある環境について、改めて感謝する機会として
スペシャルコンテンツを製作しました。
ぜひご覧ください。

初めての乳児保育施設の立ち上げ

10th しゅうねん 看板も2020年リニューアル!

まずは、もあなキッズ自然楽校 理事長の関山(せっきー)より、この10年を少し振り返るインタビューをお届けします。

あっという間の10年といいますか、いろんなことがあって一言では言い表せないのですが、この機会に少し振り返ってみたいと思います。
まず、もあなキッズ自然楽校にとっても初めての乳児保育園ということで、本当にワクワクしていましたよね。0歳児から2歳児という、子どもたちが飛躍的に成長する時間を一緒に過ごせるということで、彼らがどれくらい人間として成長していくのか、期待感がすごくあったのを覚えています。
立ち上げ期はスタッフも、本当に試行錯誤しながら、まさに手作りという形でチャレンジの連続だったと思います。

直接契約だからできる保育スタイル

もあな保育園は、開設時から直接契約なんですね。保護者の方が、もあなに通わせたいと心から選んでくれて、我々と直接契約を結ぶ。本当に入りたいと切に願ってくれている方々と向き合うわけですから、我々も最高の保育環境を目指すわけです。我々の“森のようちえん”では、雨の日も雪の日でも、外遊びに出かけます。毎日泥だらけになるのですから、洗濯だって大変なんです。でも、その外遊びの価値をわかってくれている保護者の皆さんが集まっているからこそ、みんなで一緒に遊びに行ける。もあな保育園の10年は、子どもたちとその保護者の皆さんと一緒になって作り上げてきた10年だと思います。

みんなで歩んできた時間。感謝を込めて。

ありがとうございます

保育園はさまざまなスタッフで運営されています。2011年の開設から、本当に数多くのスタッフとともにもあな保育園を運営してきました。メインの保育スタッフ はもちろん、朝3時間働いてくれているかずえちゃん、夜の4時間働いてくれている山島さん、そういった方々がいないと保育園は成り立たないんですよね。
そういうみんなの連携があって、1日が始まり1日が終わる。その積み重ねを10年繰り返してきた。そういう意味ではやはり関わってくれた全スタッフに心から感謝の気持ちを伝えたいですね。

10年は1つの節目ではありますが、これまで続けてきた実践をさらに向上させていくこと、そして常に今目の前にいる子どもたちと向き合って、思考停止にならないように、考え続ける学び続けるチームでありたいなと思います。
その先に、地域に愛される園であれば嬉しいですね。

もあな保育園の10年を振り返るフォトギャラリー

thanks いつも寄り添ってくれる
保育園のスタッフの皆さんに感謝!

保育者同士、みんなあだ名で呼び合うのがいいですよね。本当にフラットな関係で、保育者と保護者も対等な関係にあるんだなと、いつも思っています。

感謝しているのは、下の子がミルクアレルギーがある中で生後半年で預かっていただくことになった際、母乳も持ち込みは衛生上難しい、市販のミルクも飲ませられない状況で夕方まで預かっていただくことが困難じゃないですか?と聞いた時に、難しい状況ではあるけれど、保育士のみんなは「出来るだけチャレンジしてみたいと言っている」とお話していただけたことがありました。そう言っていただけたのがすごく心強くて、イレギュラーな状況を前向きに対応していこうとされる、そのスタンスがとっても有り難かったですね。本当にすごく感謝しています。

保護者 内野さんご夫婦

thanks 思いっきり遊べる自然がある。
都市にある豊かな里山環境に感謝!

保護者 持田さん

もあな保育園は、どんなに土砂降りでも外に出かけるんですよね。他の園だったら、雨降ったら外出しないとなるかもしれない。雨降りでも、レインコート着ればいいじゃんと、子どもたちがどんどん逞しくなっていったのを覚えています。

私たちは夫婦で造園業を営んでいるので、この緑道の魅力についてもよく話すんですけど、もあな保育園の大切な要素として、やはりこの自然環境が重要なパーツになっていると思ってます。

もともとあった地形を活かして、町と自然が一体となっていますよね。緑道の中には小さな小川が流れていて、子どもたちもすぐ水と触れ合える。その分維持管理も大変だと思いますが、おかげで子どもたちがさまざまな生物と出会い、日々遊びを通じて成長できる素晴らしい環境になっていると思います。

まちづくりの手法として「歩車分離」という歩道と車道を分けてつくるスタイルがあるんですが、まさの都筑はそれを実現していて、その環境を愛する人たちが集い、維持されていることもとっても素敵ですよね。

thanks 子どもたちのやりたい!に
丁寧に向き合ってくれる姿勢に感謝!
thanks

保護者&スタッフ
山本さん(あづちゃん)

私は都筑区出身で、近くに豊かな自然があって、そこで思い切り日々遊んでいるというのがとても嬉しいですね。洗濯物も毎日泥だらけになるんですが、それくらい思い切り遊んでいるんだなと、毎日洗濯をする時に実感しています。笑

下の子も上の子も、もあな保育園・めーぷるキッズに通っているのですが、印象に残っているエピソードとして上の子が絵具遊びをしていた時に、散歩の時間になってしまったみたいで。でもうちの子はどうしても絵具遊びがしたくて、散歩どころじゃなかったそうなんです。でも一人残って散歩に行かないとなるとスタッフの方としても大変だと思うんですけど、彼のやりたい気持ちを受け止めてくれて、本人が納得するまで絵具遊びをしてから外遊びに出かけたという話を聞いた時に、そこまで寄り添ってくれたんだと、親としてすごく嬉しかったんですよね。

thanks 子どもたちを見守ってくださる
保護者の皆さんのご協力に感謝!

もあなの森のようちえんで育つ意味は、やっぱり毎日外遊びを通じて、子どもたちが広い世界で自分を表現できるということなのかなとおもいます。自分たちでやりたいことを見つけて動いている子どもたちをみていると、1歳児でも2歳児でも、もう一人の人間として立派に成長しているなと思います。

保護者の方々には本当に感謝しています。お洗濯も、ともすると毎日泥だらけになって、面倒だと言ってしまえばそうなのですが、きちんと子どもたちの日々の成長を感じて、私たちも信頼していただけているから、任せてもらっているんだなと。子どもたちを真ん中に、スタッフも保護者の皆さんと一緒に成長しあえる環境がとってもありがたいと思います。 (ゆっぴ)

最近はドキュメンテーションを通して写真で発信していて、そのドロドロの姿をみて『いっぱい遊んだね』と親御さんと話しています。外遊びで転んだり、少し怪我をすることもあるんですけど、いつも温かく見守ってくださる保護者の皆さんあっての保育園だなと思っています。

もあなは本当に自由で、子どもたちが何かやりたいという思いが出てきたら、固定概念なくどうやったらそれが実現できるのか、みんなで考えていける、そこが本当に良いなとおもっています。子どもたちと一緒になって、毎日を楽しむ姿勢、大人も真剣に楽しむという場があるということが、もあなに来てすごく思いました。(きよちゃん)

thanks 私を成長させてくれたもあな保育園。
皆さんに感謝!
thanks

私がもあな保育園に入ったのがちょうど10年前。保育士としてのスタートを切った場所です。右も左もわからない中で、先輩スタッフについていくのがやっとでした。あの頃の先輩には本当にお世話になって、いろんなアドバイスをもらって、恩返しをしないとと思っていたら10年経ってしまったという感じですね。

保護者の方々とも本当によく話をさせていただいて、まさに開園時は0からのスタートだったので、スタッフだけじゃなく、親御さんと一緒に積み上げてきた結果が今に繋がっていると思います。

もあなは子どもたちを中心に置いて常に考える部分があって、固定概念に囚われず去年はこうだったけど今年はどうする?って、常にアップデートし続けてきた歴史があると思います。
それはこれからも変わらず続けて行きたいですね。

スタッフ
佐藤国子(くんちゃん)

thanks 一人ひとりの色が混ざり合って
変化し続けていく保育園へ
thanks

まず、もあな保育園に入りたいと言って、願書を出していただいたことにまず感謝がありますね。子どもたちが活発に過ごす保育園を望んでくれたことに凄く感謝していて、実際に想像以上に我が子が遊ぶ姿をみて、親も育つということがあるなと実感しています。

子どもたちに関しては、やりたいことをやれる環境作りがやっぱり最優先だと思っていて、その子たちがそれぞれ感情を思いっきり出せる場を作ってあげたいですね。毎年そうですが、同じ2歳児でも学年が上がるたびにカラーが違って来ますし、一人の子や、新しい保護者の方が入るだけでも場に“化学反応”が起こっていく、関わる人たちが変わることでどんどん変化していくんです。
その変化が本当に素晴らしいと思っていて、スタッフも常に変化し続けていけたらいいですね。 10年後は何色になっているのか、想像もつかないけれど、この保育園を卒園した子ども たち、そして大人たちも常に社会に対して、良い変化を起こしていって欲しいなという 願望があります。

もあな保育園 園長
青地聡子(さっとん)

開設から10年、たくさんの皆様との出会いの中で、
もあな保育園も子どもたちと一緒に、
逞しく成長することができました。

本当にありがとうございます。

次の10年に向けて、改めてよろしくお願い致します。